文部科学大臣賞に選ばれた「ランプ」(手前)などを鑑賞する来場者=徳島市のあわぎんホール

 全国公募の手工芸品が並ぶ「全国現代クラフト展」(徳島現代クラフト協会など主催)が15日、徳島市のあわぎんホールで始まった。17日まで。

 編み物や押し花、染色、木彫など多彩な分野の作家が230点を出品。うち39点が入賞作品に選ばれ、吉野川市鴨島町飯尾、木工職人河野啓子さん(51)の木工芸「ランプ」が第1席の文部科学大臣賞を受賞した。

 河野さんの作品は、ヒノキやメープルなどの木材を薄くスライスした板を用いたランプシェード。和洋組み合わせた雰囲気で、木目や模様の間からLEDの光がこぼれてくる。
徳島現代クラフト協会の創立30周年を記念し、理事16人が合同で手掛けた伝統工芸・一閑張りの大作「輪廻」も来場者の目を引いている。

 徳島市住吉3の主婦連記富子さん(69)は「すてきな作品ばかり。色彩が洋画を描くときの参考になりそう」とじっくり眺めていた。