発生から1カ月を迎える熊本地震の被災地に、徳島県内からは13日までに医師や警察官、消防士、自治体職員ら483人が派遣された。水や食料などの救援物資も官民双方から送られ、日本赤十字社県支部に寄せられた義援金は12日時点で2583万9095円に上っている。

 県の集計によると、医療・保健関連は178人、県警は広域緊急援助隊などの62人、消防は県内6消防本部の署員でつくる緊急消防援助隊の55人などを派遣した。地震直後は主に医療救護活動や救助・捜索活動に従事し、その後は家屋被害の認定やり災証明の発行、避難所運営、学校再開などを支援している。

 県は救援物資として水3千リットル、アルファ化米9300食、紙おむつ1万1640枚などを被災地に送った。

 個人や民間団体も細やかに支援した。徳島市南田宮2、自動車販売会社経営御手洗遥さん(34)は、フェイスブックを通じて知人ら約80人から水と食料を募り、4月22日に2トントラックで熊本県へ持ち込んだ。

 NPO法人子育て支援ネットワークとくしまは粉ミルクや離乳食を送り、県身体障害者施設協議会は障害者施設に紙おむつなど介護用品を届けた。