市職員から設置場所の説明を受ける福島さん(左から2人目)=阿南市那賀川町の道の駅「公方の郷なかがわ」

 阿南市などでつくる野球のまち阿南推進協議会は、野球のまちをアピールするため計画する「89番野球寺」の設置場所を、同市那賀川町工地の道の駅「公方の郷なかがわ」に決めた。21日、デザインを手掛ける彫刻家らが現地を視察した。

 特産品販売所西側の中央広場の一角に、シンボルとなる石像と有名野球選手の手形などを設置する予定。年度内の完成を目指しており、野球選手の動きを表現した竹人形などの「野球寺」グッズも作り、道の駅で販売する考えだ。

 像のデザインは、アマチュア彫刻家の福島隆資さん(49)=同市那賀川町中島、学習塾経営=が担当する。これまでに那賀川河川敷にあるアゴヒゲアザラシ「ナカちゃん」の石像や、市立那賀川図書館敷地内の落成記念モニュメントなどを制作しており、推進協が依頼した。

 福島さんは「道の駅に合ったデザインを考え、市のシンボルになるものを作りたい」と意気込んでいる。

 野球寺は、市内で合宿をした高校や大学が好成績を残していることから、「阿南に来れば勝負運がつく」とPRすることを狙う。当初は同市桑野町のJAアグリあなんスタジアムの近くで計画していたが、市の玄関口にあり、駐車場が完備されていることから、道の駅に設置することにした。