鳴門地方卸売市場に持ち込まれた魚=鳴門市里浦町

 9月1日に民営化された鳴門市の「鳴門地方卸売市場」(里浦町粟津)で4日、水産部の営業が始まり、地元で取れたツバスやメバルがスーパーなどに販売された。魚介類が取引されるのは、旧市公設地方卸売市場の水産部が廃止された2012年以来6年ぶり。今月下旬をめどに一般の消費者も魚を購入できるようにする。

 水産部は、高松市の業者が設立した卸売会社「鳴門魚菜市場」が運営。鳴門市と松茂町の漁師から仕入れた魚介類を市内のスーパーや鮮魚店に販売するほか中国地方や京阪神、関東の市場に出荷する。

 市場の民営化を巡っては、青果部の卸売会社「鳴門青果」と鳴門魚菜市場が共同で市場を運営する「鳴門地方卸売市場」を設立。青果部は9月に営業を始めていた。

 鳴門魚菜市場の谷政孝市場長は「鳴門の新鮮な魚を消費者に届けたい。水産部の復活が漁師の皆さんの利便性向上にもつながればうれしい」と話している。