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 高校野球の第71回徳島県秋季大会第7日は13日、鳴門オロナミンC球場で準決勝2試合が行われる。午前10時からの第1試合は第1シードの富岡西と徳島商、午後0時半からの第2試合で第3シードの池田と川島がそれぞれ対戦する。秋季四国地区大会出場を懸けて戦う4チームの戦力と見どころを探った。

 【富岡西対徳島商】富岡西、徳島商は全試合でコールド勝ちを収め、打線は活発だ。投手陣も安定している。先制点を取って主導権を握れるかが鍵となりそうだ。

 富岡西はチーム打率4割2分9厘で上位から中軸がよく振れている。3番坂本は5打数5安打の10割。1番山﨑は7割を超え、2番吉田も6割超と好調だ。主砲の浮橋も準々決勝で本塁打を含む4打点と破壊力がある。

 投手陣は、右腕浮橋が1人で投げ抜いてきた。切れのある直球に変化球を交ぜ、12回を投げて防御率は0・75。四球は2と制球力も備える。昨秋、今夏の県大会でも主戦として4強入りし、経験は豊富。守りも1失策と鍛えられている。

 徳島商は富岡西を上回る打率4割4分4厘で、3試合続けて2桁得点を記録。準々決勝では優勝候補・鳴門の左右の好投手を打ち崩し勢いに乗る。1番西村は打率7割をマークし、中軸の各打者はいずれも5割を超える。俊足巧打の3番石上、右の強打者4番村田、10打点の5番西森と続く打線は強力だ。

 エース右腕村田は15回を投げて防御率0・60と安定感を増している。速球に力があり、変化球を効果的に使う。4失策と守りにやや課題を残す。

 【川島対池田】投手陣を中心とした守りの川島と、攻撃力のある池田。対照的な両チームの対戦は、川島の投手陣が池田打線をどう抑えるかが焦点になる。

 川島は3試合で3失点、チーム防御率は0・67を誇る。3試合に登板した右腕細谷は低めの制球が良く、22回で自責点は2。2回戦、準々決勝と9回を投げきり、スタミナは十分だ。1回戦で先発し4回無失点の右腕森本が控え、1失策の守備陣がもり立てる。

 攻撃は3試合で12得点。チーム打率は2割2分7厘だが、少ない好機を得点に結び付ける。4番蔵山は2試合連続適時打を放ち、5番藤田は4打点。中軸の前に走者を出し得点につなげたい。

 池田打線は2試合で18得点、打率は3割6分8厘。打率4割を超える打者が6人いる。1番榊原、2番流は出塁率も高い。続く桝田や小角、小松は打率が5割以上で、準々決勝では勝負強さが光った。足を使った攻撃も積極的に仕掛け、好機を広げる。

 投手陣の柱は右腕白川。2試合で14回1/3を投げ防御率は1・88。準々決勝では6四死球と制球に苦しんだものの、粘り強く投げて3失点でしのいだ。川島の上位打線の出塁を減らせるか。