金沢戦の後半、ウタカ(右から2人目)が相手DFの厳しいマークに遭い攻めきれず=鳴門ポカリスエットスタジアム

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 J2リーグ8位の徳島ヴォルティスは13日午後5時から、京都市の西京極総合運動公園陸上競技場で19位の京都サンガと対戦する。前節金沢戦で完敗し、昇格プレーオフを争う上位との勝ち点差は6と、やや水をあけられた。下位を相手にこれ以上立ち止まるわけにいかない。

 金沢戦は、出足の速さや球際の激しさなどでいずれも見劣りした。調子が出ないなりに前半を0-0でしのぐこともできず、1点リードを許して後半を迎えた。

 苦戦の理由の一つはウタカが先発を外れたことだろう。高い位置でためがつくれず攻撃に厚みが出なかった。ウタカは「相手に脅威を与える縦への仕掛けが少なかった。アグレッシブさが足りなかったね」と振り返る。

 ウタカが出場した後半は押し込む場面が確実に増えた。プレー以外でも仲間を鼓舞し、ゴール裏の観客に声援を呼び掛けるなどチーム全体をけん引。結果は覆せなかったが、厳しさを増す昇格争いをにらんで「ベンチ組も含め、みんなが一つになって戦うことが大事」と強調した。

 京都は前節こそ敗れているが、9月は福岡を下すなど2連勝で降格圏から浮上。GK梶川は「前回対戦とは違うチーム」と指摘する。難敵を相手にウタカが果たす役割は大きい。

 京都戦から中2日の16日にはホーム甲府戦がある。21日の東京Vも合わせて「今季、一番大事な1週間になる」とロドリゲス監督。3連戦の行方を占う意味でも、京都戦は見逃せないゲームになる。