【ウィーン共同】旧ユーゴスラビアのマケドニア議会(120議席)は19日、歴史問題を背景にした国名論争を抱える隣国ギリシャとの合意に基づき、「北マケドニア共和国」への国名変更に向けた憲法改正手続きを開始することを決めた。

 改名は、マケドニアが目指す北大西洋条約機構(NATO)加盟の条件で、実現へ向け一歩前進。野党は強く反対していたが、ザエフ政権は切り崩しに成功し改憲手続き開始に必要な議会3分の2の80票をぎりぎり確保、難局を乗り切った。

 今後、具体的な改憲案の策定を進め、最終的な改憲承認には再び3分の2の賛成が必要。先行きは依然、予断を許さない状況だ。