衣料品を販売するため導入したとくし丸の専用車両=徳島市南末広町

 軽トラックによる移動スーパー事業を手掛けるとくし丸(徳島市)が28日、新たに衣料品の販売を始める。これまで扱っていた食品、日用品から商品の幅を広げ、買い物に行くのが難しい高齢者のニーズに応える。県内で実績を積み、2017年の全国展開を目指す。

 「とくし丸+(プラス)」の事業名で専用車両1台を用意し、キョーエイ北島店から洋服や下着、靴下、かばん、帽子、寝具など約400点を積み込む。週2回運行し、徳島、阿南両市、石井町の計9ルートを順次回る。

 とくし丸は16年6月に食品宅配大手オイシックス(東京)の子会社となった。同社からスーパーバイザーとして出向して来た2人が担当。一日20万円の売り上げを目標にノウハウを蓄積する。

 とくし丸の移動スーパー事業は12年2月、食品と日用品の販売で開業し、現在35都府県に広がった。一部の車両に衣料品を加えたところ売れ行きが良かったため、本格的に進めることにした。

 住友達也社長は「衣料品を中心にスタートするが、要望に合わせて電化製品や生活雑貨などを届ける新たなチャンネルになれれば」と話している。