バラエティー豊かなかかしに見入る来場者=三好市東祖谷菅生

 三好市東祖谷菅生の名頃かかしの里で2日、「天空の郷かかし祭り」があった。標高約900メートルの山里に、住民らが作ったかかし約200体がお目見えし、県内外の観光客らの目を和ませた。

 旧名頃小学校では児童や教員を模したかかしを教室、廊下に並べ、にぎわいがあったかつての学校生活の様子を再現。かかし作りの拠点「かかし工房」には、会議中の老若男女やひな人形などバラエティーに富んだ作品が飾られ、来場者は興味深そうに見入っていた。

 愛媛県西条市の伊藤伊久恵さん(68)は「こんなに多くのかかしに出合えるのはここだけ。何回見ても飽きない」と笑顔だった。

 会場ではかかしの写真コンテストが初めて行われ、優秀賞5点は手作りのかかしや特産のジャガイモが贈られた。祭りは地域を盛り上げようと、住民らが2013年から開いている。