葉っぱが入った箱を運ぶドローン=上勝町福原

 葉っぱビジネスの販売支援を行う上勝町の第三セクター・いろどりは1日、葉っぱの集荷に小型無人機ドローンを活用するための実証実験を、同町福原で行った。初めて葉っぱを載せて飛ばし、直線で約500メートル離れた彩農家から運ぶことに成功した。

 いろどりの横石知二社長や町職員、徳島大大学院の三輪昌史准教授ら約20人が参加した。ドローンでの空撮などを行う企業の担当者が、県道沿いの広場から大型ドローンを飛ばし彩農家仁田宗男さん(72)方の庭に着陸させた。仁田さんがモミジやカキの葉計400グラムが入った箱を載せてから、広場まで戻った。

 いろどりは8月からドローンの活用に向けて実験を始めた。今後、天候に左右されず、安定性して飛行できるよう三輪准教授らが機体を改良し、3カ月後をめどに再実験を行う。自動操縦システムの開発も進め、最終的には各農家がボタンを押すだけで集荷場所まで飛ばせるようにすることを目指す。

 横石社長は「イメージ通りの内容で、導入への手応えを感じた。日常的に使うことで、上勝の生活の基盤を支えるシステムになるだろう」と期待している。