ワークショップでマルシェの企画を考える参加者=美馬市の脇町劇場オデオン座

ワークショップでマルシェの企画を考える参加者=美馬市の脇町劇場オデオン座

 地域の担い手育成を考える「まちしごとファクトリー」のにし阿波研究室が4日、美馬市脇町の脇町劇場オデオン座であった。約30人が参加し、兵庫県篠山市で町おこしに取り組む「プラグ合同会社」の吉成佳泰代表や地元の創業予定者と意見交換した。

 吉成さんは、篠山市の古民家を活用して民芸品店やカフェなどを誘致し、2010年から伝統的建造物群保存地区で約100店が出店する「ササヤマルシェ」を開いて本年度は4日間で約8万人を集客したことなどを紹介した。

 ワークショップではササヤマルシェの事例に倣い、脇町のうだつの町並みを舞台にしたマルシェの企画を練った。参加者からは、わが町、わが家の自慢の品を持ち寄るマルシェ、和服の着付けや和傘張り、そば打ちなどの伝統文化を体験できるマルシェなどの案が出された。

 吉成さんは「町づくりは、地域の協働が大事。徳島の人にはエネルギーがあるので、まずはここに集まったメンバーから何か始めてほしい」と激励した。美馬市内の和菓子メーカーに勤務する大北亘さん(36)=吉野川市山川町=は「幅広い年齢の人と意見を交わすことができ、地域の魅力を再発見できた」と話した。