前回大会決勝の徳島市立対徳島北。後半29分、徳島北の川久保(右端)のヘディングシュートで1―0とする=2017年11月12日、徳島市球技場

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 サッカーの第97回全国高校選手権徳島大会最終日は10日午後2時5分から、徳島市立対徳島北の決勝が徳島市球技場で行われる。昨年と同じカードで、徳島市立は2年ぶり16度目、徳島北は2年連続2度目の代表切符獲得を目指す。両校は2月の県新人大会、6月の県総体の決勝で顔を合わせ、1勝1敗の五分。いずれも1点差で勝敗を決しており、白熱した戦いが繰り広げられそうだ。優勝校が全国選手権(12月30日開幕・東京駒沢陸上競技場ほか)に出場する。

 第1シードの徳島市立は3試合で27得点と攻撃力を発揮し、危なげなく勝ち上がってきた。準決勝で3得点したFW岡田は今大会9得点と好調。平尾、関のサイド突破や前線での細かなパス交換に加え、後方からのロングボールも織り交ぜて多彩な攻撃を繰り出す。スピードがあるFW岡も準決勝で復帰を果たし攻撃陣の層は厚い。早い時間帯で先制点を奪い、主導権を握りたい。

 第2シードの徳島北は主力を欠きながらも決勝へ駒を進めた。粘り強く守り、攻撃へと転じる。MF小林は2列目ながら今大会6得点で決定力に優れ、サイドやセットプレーから好機を演出。前線の前田や岡らと共にゴールを狙う。攻撃力では徳島市立に分があるだけに、GK富村やDF久米川を中心にしっかり守り、セットプレーやサイド攻撃から活路を見いだせるか。

 今大会、徳島市立は3バック、徳島北は4バックで戦ってきた。徳島北が押し込めば数的有利が生まれるだけに、サイドでの攻防も注目される。