阿波市副市長の藤井正助氏(66)=同市阿波町十善地=が27日、市役所で記者会見し、4月9日告示、同16日投開票される同市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。藤井氏は、今期で引退する野崎國勝市長(74)の路線を基本的に引き継ぐ考えを示した。

 藤井氏は「人口減少対策を本格的に推進する必要がある。多くの市議から要請もあり、市政の停滞は許されないと、立候補を決意した」と、出馬に至った経緯を説明した。

 具体的な政策として、認定こども園の増設、地元産農産物のブランド化の推進、企業誘致による雇用の確保、老朽化した上水道の更新などを挙げた。

 藤井氏は阿波商業高校(現阿波西高)卒。旧阿波町(現阿波市)職員を経て、2005年の合併後は議会事務局長、総務部長、政策監などを務め、15年5月から副市長。今月25日に辞表を提出しており、同31日に退職する。

 阿波市長選に立候補を表明したのは藤井氏が初めて。