開会式で健闘を誓う選手たち。今大会は初めて特別区間が設けられ、小学生も阿波路を駆ける=徳島市のホテルクレメント徳島

 第63回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)の開会式が3日、徳島市のホテルクレメント徳島であり、3日間で43区間265・3キロを駆け抜ける大会が幕を開けた。第2日の阿北コースには選手の発掘や競技人口増などに向け、小学生特別区間が新設される。

 開会式にはオープン参加の名東郡を含め、出場16郡市の選手、監督ら約800人が出席。各郡市の紹介に続き、前回5年ぶりに優勝した徳島市の遠藤彰良団長(市長)が、米田豊彦名誉大会長(徳島新聞社長)に優勝旗を返還した。

 大会を支援する陸上自衛隊第15普通科連隊と日本赤十字社徳島県支部、徳島県警交通機動隊に感謝状を贈呈。永年出場競技者(男子10回、女子7回)の徳島市の岡田竜治選手(26)=大塚製薬=ら男子8人と女子3人が表彰された。

 主催者を代表して卯木英司大会長(徳島陸協会長)が「将来を見越した選手の発掘のために小学生区間を設けた。各チームは年齢や発達段階に応じた体力づくりを通して、走る楽しさを教えてあげてほしい」とあいさつ。大会顧問の飯泉嘉門知事が「小学生のうちから陸上競技の楽しさを知ってもらい、将来のオリンピアンを目指してほしい」と期待を寄せた。

 16郡市を代表して美馬郡の山下喬平主将(22)=徳島大=が「ともにたすきをつなぐ仲間との信頼と、応援して下さる方々への感謝の思いを胸に、1秒を大切に最後まで全力で駆け抜ける」と選手宣誓。岸勉審判長(徳島陸協競技運営委員長)が競技開始を宣言した。

 レースは4日から6日までの3日間。大会第1日の南方コースは2年ぶりに那賀コースが採用される。午前7時半に海陽町の宍喰橋をスタートし、徳島市幸町の新聞放送会館別館前までの17区間でたすきをつなぐ。