ヴェルスパ大分のユニホームを着て笑顔を見せる西(左から2人目)=徳島商高

 日本フットボールリーグ(JFL)のヴェルスパ大分に、徳島商高3年で重度の聴覚障害があるFW西大輔(18)=徳島市北前川町=の入団が18日、決まった。クラブ関係者によるとJFLで聴覚障害者が選手登録されるのは初めて。

 同校であった入団会見で西は「チャンスを与えてくれたことに感謝している。一日も早くチームの勝利に貢献できるプレーヤーになる」と意気込んだ。

 会見には同校サッカー部の松下洋平監督、大分の関係者、同校のサッカー部員ら約50人が出席。永松宜洋校長が「厳しい環境に身を置くことになるが、忍耐力と向上心で克服できると信じている」と激励。大分の堀内省吾強化部長は「体つきやスピードはまだまだだがメンタルは強い。もまれながら成長してほしい」と期待を込めた。

 西は176センチ、67キロ。助任小1年時に助任SSでサッカーを本格的に始めた。徳島ヴォルティスジュニアユース時代には徳島県U-15(15歳以下)優秀選手に選ばれた。昨年は県総体、県選手権大会でレギュラーとしてチームを3位に導く原動力となり、県U-18優秀選手となった。

 JFLには16クラブが加盟。大分は昨季6勝13分け11敗の勝ち点31で13位だった。