10代の実子2人にわいせつ行為をしたとして、監護者わいせつ罪に問われた徳島県内の50代無職男の論告求刑公判が27日、徳島地裁であった。検察側は懲役5年を求刑した。

 検察側は論告で「性的虐待の一環で、わいせつ行為の中でも相当悪質。妻に注意されても改めなかった」と指摘。「(実子2人の)性的意志決定の自由がゆがめられ、心のケアには時間がかかる」と非難した。

 弁護側は最終弁論で「監護者としての影響力に乗じて、という故意はなかった」と無罪を主張した。

 起訴状によると、男は1月8日と12日、2月10日の3回、実子2人に監護者(親)としての立場を利用し、わいせつな行為をしたとしている。

 被害者の特定につながる恐れがあるとして、地裁は被告の氏名や住所を法廷で非公開にしている。