教育に新聞を活用するNIEをテーマにした教員研修が25日、板野町の県立総合教育センターであり、県内小中高校などの教員8人がNIEの意義や新聞を使った授業について学んだ。県教委の年間研修の一環で、NIEがテーマに取り上げられるのは初めて。

徳島新聞社NIE推進室の井上雅史室長が「社会にひらくNIE」と題して講演した。井上室長は新聞活用の例として▽社会問題や政治課題を知る▽思考力や判断力、表現力を育てる▽複数紙を読み比べ、物事を多角的に捉える―などを紹介。「新聞は学校と社会を結ぶ”窓“。自分と社会とのつながりを実感しながら学びを深め、変化の激しい時代を生き抜く力を子どもたちに身に付けさせてほしい」と訴えた。

この後、興味のある記事を切り抜いて台紙に貼り、壁新聞を作るワークショップ「まわしよみ新聞」に取り組んだ。

徳島聴覚支援学校の小森美幸教諭は「児童同士で新聞をスクラップして見せ合っている。記事について意見交換するのが良かったので、まわしよみ新聞も取り入れてみたい」と話していた。

[写真説明] 教員研修で「まわしよみ新聞」を作る教員ら=県立総合教育センター