高校野球の第70回徳島県秋季大会第6日は7日、鳴門オロナミンC球場で準決勝2試合が行われる。午前10時からの第1試合は富岡西と鳴門、午後0時半からの第2試合では第2シードの生光学園と鳴門渦潮がそれぞれ、秋季四国地区大会出場を懸けて戦う。チームの戦力と見どころを探った。

 ◆継投時期がポイント

 チーム防御率1・00の生光学園投手陣が、1試合平均9・3得点の鳴門渦潮打線をいかに抑えるかが最大の焦点だ。

 3試合に先発した生光学園の右腕齊藤は両コーナーの低めに球を集めるタイプ。15回3分の1を投げて防御率1・17。リリーフの梶谷は右下手からくせ球を投げる。11回で防御率0・82。守りも3失策と不安は少ない。

 チーム打率は2割8分9厘と4校中では最も低いが、6割の3番山口、7打点の4番湯浅、4割を超える5番吉田大ら主軸は強力。前後を打つ打者の出来が得点力を左右しそうだ。

 鳴門渦潮打線は準々決勝で0―5から逆転するなど粘り強い。チーム打率は3割3分7厘。2回戦から出場している3番岡田が6割2分5厘、5打点と打線を勢いづかせている。7番岩本は5割4打点を挙げ、下位打線も切れ目がない。

 3試合で8失策、13失点と守りに課題を残す。エースの右腕佐藤は制球力が持ち味で、防御率1・42。立ち上がりと継投時期が大きな鍵を握る。