6回1失点で優勝に貢献した徳島の松本=JAバンク徳島スタジアム

 松本が気迫の投球で徳島を日本一に導いた。6回を6安打1失点。一回を除くと毎回走者を出したが、「気負わずに投げられた」と充実感たっぷりの様子だった。
 
 雨が降り続ける中で慎重に投げた。緩いカーブでカウントを取り、ここぞというときにはフォークで三振を奪った。捕手の垂井は「緩急をつけた抜群のマウンドさばきだった」と、粘りの投球をたたえた。
 
 入団した昨季は21試合で4勝。今季はエースとして先発を任され、前期は5勝をマークして優勝に貢献した。しかし、後期は右肩を痛めて3勝にとどまっていた。
 
 伊藤翔ら新人が成長する中でも養父監督は「うちのエースは松本」と断言していた。監督の期待に応えた右腕は「エースとしてチームを優勝させる覚悟でやってきた。大一番でその役割を果たせた」と胸を張った。