高校バレーの抽選会に臨む主将ら=県教育会館

 バレーボールの第70回全日本高校選手権徳島県予選が28日に開幕する。男子は昨年より1校多い11校、女子は2校多い30校が出場し、決勝は11月5日にサンフラワードーム北島で行われる。男子は城東、女子は城南の第1シードを軸に熱戦が繰り広げられる。男女の優勝校が来年1月4~8日に東京体育館で行われる全国大会に出場する。

 <男子>城東が総合力やや優位

 城東が総合力でややリードしている。飛び抜けた選手はいないが、攻守にミスが少ないのが強み。県総体など県内3大会を勝ち抜いた主力メンバーはそのまま残り、岡田主将や189センチの庄野ら3年生を軸に多彩な攻撃を仕掛ける。

 第2シードの阿南工は攻撃重視で練習をしてきた。全員がジャンプサーブを使い、185センチの三木とセッター小原主将を中心にコンビバレーで攻める。失点をどこまで抑えられるか。

 県大会で城東から唯一、1セットを奪ったのが第3シードの徳島科技。藤目主将は高い打点から強烈なスパイクを放つ。寺内や滝が絡んで相手のブロックをどう崩すかが鍵となる。

 第4シードの脇町は、3年生全員が抜けた穴を力のある1年生がしっかりと埋め、戦力に不安はない。2年の宮本主将や高さのある山本が攻守の要となり、さらに上を目指す。


 <女子>城南が頭一つ抜ける

 全国総体で県勢として初めて4強入りした城南が頭一つ抜けている。主力は総体時と変わらず、リベロの天岡や大西を中心にした粘り強い守りが持ち味。オープン攻撃からの森本主将や伊藤、逢坂らの決定力は高く6連覇に隙は少ない。

 第2シードの富岡東は3年生4人が引退したが、エース池尾や田村、萩原主将の3人が残り、高さを生かした速い攻撃は健在。176センチの横田やリベロの橋本らも攻守の軸となる。

 3年生8人が残る第3シードの徳島商は打倒2強を目指す。夏からレギュラーの坂東志主将、橋本彩、元木が主力。誰が出ても戦うことができ、粘り強い守りからの速攻を磨いている。

 第4シードの城東は新チームに移行し、2年生中心の編成。ポイントゲッターの髙瀨彩や越智、大谷らが相手の隙をついて得点できるか。県総体8強の池田、徳島科技などが4強入りをうかがう。


 ◆女子の県予選に徳島中央が初出場

 女子の徳島県予選出場校数が昨年の28校から2校増え、大会名称が全日本高校選手権に変更された2010年以降で初めて30校になった。徳島中央が初出場するほか、阿波西が15年以来、2年ぶりに復帰する。

 女子は近年、学校統合などの影響で26~29校で推移していた。

 男子は昨年より1校多い11校。城北が新たに加わった。男子は12~15年の4年間は9校の出場にとどまっていたが、16年に香蘭が初出場し、11年以来の2桁に回復していた。

 チーム数は回復しているが、部員の確保に苦労しているチームは多い。登録選手が10人に満たないのは、女子が14校、男子は5校と、出場校の半数近くに上る。