徳島がJ1で戦ったシーズンの甲府戦でゴールを決める衛藤=2014年8月、鳴門ポカリスエットスタジアム

 サッカーJ3のカターレ富山は21日、MF衛藤裕(34)の今季限りでの現役引退を発表した。

 衛藤は福岡県出身で、2006年に鳥栖(当時J2)でプロになった後、11年に徳島ヴォルティスに加入。11年に4位となったチームの躍進に貢献。13年はけがで出場が7試合にととまったが、J1に昇格した翌14年には25試合に出場し、チーム2位の4得点を挙げた。徳島には11~15年の5シーズン在籍し、J1で25試合4得点、J2で91試合11得点。16年からはJ3の富山でプレーしていた。
 プロ12年間のリーグ戦通算成績はJ1で25試合4得点、J2で195試合18得点、J3で45試合5得点だった。

 衛藤は発表したコメントで、富山をJ2昇格に導けなかったことを「唯一の心残りであり、大変申し訳ない」と無念さを表した。大けがに見舞われた時期もあったプロ生活を振り返り「徳島ではJ1昇格という貴重な経験をさせていただいた。チームに全く貢献出来ない非常に苦しいシーズンが幾度もあったが、その度に、チームスタッフやサポーターの力強い励ましで、乗り越える事ができた」とし、携わってくれた人たちへ「数々の温かい心遣いを一生忘れない」と感謝をつづった。