退任が決まりあいさつする徳島の養父監督=徳島市のとくぎんトモニプラザ

 今季限りで退任する徳島インディゴソックスの養父鐵監督(44)が29日、徳島市のとくぎんトモニプラザで記者会見した。就任1年目で徳島を前期優勝やリーグ制覇、独立リーグ日本一に導きながら、退団を決断した理由について「一年一年が勝負と考えていた。ドラフト指名選手も輩出し、全てのことを思った通りにできた」と晴れやかな表情で語った。

 養父監督は、今季印象に残ったシーンとして優勝したときの3度の胴上げを挙げ「チームが一つになれたことがうれしかった」と話した。徳島の選手に向けては「徳島で野球をしている意味を認識し、多くのファンを取り込んでほしい」とエールを送った。

 今後は、神奈川県で経営する野球スクールの指導に力を入れる。海外での豊富な指導経験を生かし、選手のスカウティングなどで徳島球団へアドバイスも続ける方針で「(リーグの存在を)もっと知ってもらい、県ごとの応援合戦になってくれればありがたい」と期待を込めた。

 球団によると、後任の人選はNPB(日本野球機構)で指導者経験がある複数人に絞り込んだ。交渉は最終段階に入っており、12月中旬までに発表する予定。