日本通運のユニホームを手にする武田投手=東京都内

 プロ野球日本ハムで3度のセーブ王に輝き、来年1月から社会人の日本通運に復帰する武田久投手(39)=徳島市出身=が21日、東京都内の同社で記者会見し「社会人野球を盛り上げる使命感もあるし、選手として日本通運を日本一にしたいという思いが強い」と意気込みを語った。コーチ兼任で、背番号は日本ハム入団時の54。

 生光学園高から駒大に進み、日本通運で2001年から2年間プレー。1年目の都市対抗大会では大会史上6人目となる毎回の14奪三振を記録。この大会で2勝をマークし、新人賞の若獅子賞を受賞するなど、絶対的なエースとして活躍した。古巣からの打診に「現役にこだわりがあったのでプロ、アマに関係なくうれしかった」と笑顔を見せた。

 日本通運は昨年の日本選手権、今年の都市対抗大会ともに準優勝。170センチと小柄ながら強打者をねじ伏せてきた投球とプロ15年で培った経験に寄せられる期待は大きい。右腕は「体は元気。(コーチは)選手の引き出しを増やしていけるようにやっていければ」と抱負を述べた。

 武田は2003年にドラフト4位で日本ハムに入団。セットアッパーや守護神としてチームを支え、09、11、12年にセーブ王に輝いた。プロ通算成績は534試合で31勝30敗167セーブ、防御率2・61。