【上】紅白戦で汗を流す城北の選手=同校体育館【下】初勝利に向けて練習を重ねる鳴門渦潮の選手=同校体育館

 バスケットボールの第70回全国高校選手権は23日から7日間、男女各50校が参加して東京体育館で行われる。徳島県勢は5年ぶり21度目出場の女子・城北が23日午後2時からの1回戦で津幡(石川)と対戦。2年連続2度目出場の男子・鳴門渦潮は24日午後5時20分から草津東(滋賀)と1回戦を戦う。両校とも粘り強いチームディフェンスからの速攻で初戦突破を狙う。

■城北(女子)

 先発が予想されるメンバーの平均身長は城北の166センチに対し、津幡は170センチ。城北にとっては176センチの2人が脅威となる。170センチを超える大喜田、大寺を中心に全員で粘り強く守って、序盤から離されずに食らい付きたい。

 津幡は決定力の高いシューターも擁する。外から簡単に打たせないよう、連携良く守れるか。ディフェンスに定評のあるゲームメーカーの田中を起点に、攻守の切り替えを素早くし、相手の守備陣形が整う前に仕掛けたい。髙田、小原が得意の3点シュートが決まれば勢いづく。

 要所では1対1の仕掛けや、思い切りのいいシュートといった積極さも必要だ。大会で初采配となる西山監督は「最後まで攻める気持ちを貫いてほしい」とハートの強さを求める。

 下西志歩主将 まずは相手の高さをどう抑えるか。攻撃では高い2人がフリーでシュートを打てるよう、周りが動き出しを早くする。コートを広く使って走り回りたい。


■鳴門渦潮(男子)

 初出場で初勝利に挑んだ前回は7点差で惜敗。悔しさをばねに、当たり負けしない体の強さと運動量を生かした「走るバスケット」に磨きを掛けてきた。

 予想される先発の平均身長は鳴門渦潮が179センチ。草津東は181センチで、シュート力のある3人を中心にゴール下を固めて攻めるのが特徴だ。鳴門渦潮はプレスを激しくして悪い体勢でシュートを打たせ、森と赤葉がリバウンドを確実に奪いたい。

 得点力の高い相手のポイントガードを自由にさせないことも求められる。攻撃では司令塔の井上を軸に、速い展開で序盤からペースをつかみたい。八田、山本ら内外角からのシュートの決定力にも期待がかかる。

 柏原監督は「5人が協力して走り、サイズのハンディキャップを補いたい」と全員攻撃、全員守備を強調した。

 井上涼介主将 チームカラーは似ている。全員でしつこく守って素早い攻めを繰り出せば十分戦える。強い気持ちを持ち続け、悔いのないよう全力を出し切りたい。