【上】練習を重ねるつるぎの選手=池田支援学校美馬分校【下】目標の30位台に向けて練習に励む鳴門の選手=鳴門大塚スポーツパーク

 駅伝の男子第68回、女子第29回全国高校大会は24日、京都市の西京極陸上競技場を発着点とするコース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で行われる。徳島県のつるぎ男子、鳴門女子をはじめ男女とも都道府県代表の47校が出場。美馬商、貞光工時代を含め2年連続27度目のつるぎは23位、6年連続15度目の鳴門は30位台を目標に掲げる。レースは午前10時20分に女子、午後0時半に男子がスタートする。
 
 ■男子

 1区での起用が想定されていた宮本と四国駅伝でアンカーを務めた永本が直前のけがで出走を見送る。主力2人の離脱で、苦戦は免れそうにない。

 浮沈の鍵を握る1区には、県予選6区で区間賞を獲得した1年生北原を投入する。10キロ区間を走るのは初めてだが粘りの走りで経験不足を補う。2、3区は前回と同様、戸島と片岡が担う。県予選の優勝タイム2時間10分52秒を上回るには安定感のある2人の踏ん張りが欠かせない。
 
 4区以降のオーダーは流動的。ぎりぎりまで選手の状態を見極めるが、4区は3年生の松浦か山下、アンカーは四国駅伝5区で2位と好走した宇山が有力だ。

 優勝候補の筆頭は予選会で最速タイムを記録した佐久長聖(長野)。連覇を狙う倉敷(岡山)や昨年7位に沈んだ世羅(広島)が雪辱を期す。青森山田や東農大二(群馬)も上位を目指す。


 ■女子

 故障者が相次ぎ万全の状態ではない。21日の試走で好タイムをマークした選手を起用する見通しだが、苦戦は避けられそうにない。

 目標の30位台達成には、アンカー大磯に好位置でたすきをつなげるかが鍵となる。今季、3000メートル県ランキング3位の1区飯田が最低でも40位前後でつなぎ、流れを呼び込みたい。

 2~4区は勢いのある1年生が担う予定。県予選で区間賞の走りを見せた2区古山と3区森岡は好調を維持。4区友江は県予選、四国駅伝ではメンバー入りできなかったが、試走で自己ベストの10分40秒台をマークした。大磯は10月の県外駅伝大会で5000メートルを走り、区間17位に入るなど自信を深めている。

 優勝争いでは大阪薫英女学院の安定感が際立つ。予選会で唯一、1時間7分台をマークした仙台育英(宮城)が競り合う展開か。神村学園(鹿児島)や昨年2位の西脇工(兵庫)も注目だ。