徳島邦楽集団の第17回演奏会が12月3日、徳島市の大塚ヴェガホールで開かれる。「現代邦楽とジャズとの融合」が今回のテーマ。作曲家でサックス奏者の住友紀人さん=小松島市出身、東京都在住=がアレンジしたジャズのスタンダードナンバーが披露される。

演奏会に向けて練習する徳島邦楽集団のメンバー。10日の練習には特別出演する住友紀人さん(左)も参加した=徳島市内

住友さんは「邦楽と一体化してさまになる」という視点で4曲を選んだ。リズムで聴かせる「テイク・ファイブ」や、流れるような旋律を持つ「マイ・フェイバリット・シングス」などが、箏(こと)、三味線、琵琶(びわ)、尺八などで奏でられる。住友さんも特別出演し、サックスを演奏する。

「それぞれの楽器の個性を光らせながら全体を調和させ、新たな試みとなる演奏を成功させたい。演奏家一人一人が楽器に込める感情もしっかり伝えたい」と、住友さんは意気込んでいる。

今月10日には、住友さんの帰県に合わせてメンバーが集まり、リズム感や音の強弱に気を使いながら、初練習した。

藤本玲代表は「身近な音楽として邦楽に親しんでもらう機会を提供できればと考えた。ジャズがどのようにアレンジされるか、楽しみにしてほしい」と話している。

当日はジャズのスタンダードナンバー4曲のほか、徳島市出身の故三木稔さんが作曲した「四群のための形象より『曲(くせ)』」なども演奏される。しの笛の庄野龍夫さん、打楽器の久米見奈子さんが賛助出演する。

徳島邦楽集団第17回演奏会

12月3日午後1時半開演 大塚ヴェガホール(徳島市)

入場料一般500円(当日200円増)、高校生以下無料

問い合わせ 徳島邦楽集団<電088(645)2408>