一斉にスタートする選手たち=4日午前7時半、海陽町宍喰浦の宍喰橋

 新春の阿波路を駆ける第64回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)は4日、海陽町―徳島市の17区間95・5キロの南方コースで3日間のレースが始まった。2年ぶりに由岐コースが採用され、52年ぶりにフルエントリーする名東郡を含む全16郡市が懸命にたすきをつないだ。11区までの中間成績は、2年ぶりの王座奪還を目指す徳島市が3時間37分44秒で首位に立ち、前回3位の小松島市が22秒差で2位となっている。2連覇を狙う鳴門市は1分10秒差の3位とやや出遅れた。

 海陽町宍喰浦の朝の気温は3度。微風で穏やかに晴れた絶好のレース日和となった。

 午前7時半、前田惠町長の号砲で1区の高校生16人がスタート地点の宍喰橋を一斉に飛び出した。小松島市の井内優輔が2秒差で美馬市の片岡龍大に競り勝ち、1位でたすきをつないだ。地元の海部郡は4位と好発進した。

 2、4、6、7区の中学生区間と、コース変更などに伴い新設された9区の中学女子区間では、各郡市の次代を担うランナーがしのぎを削った。

 11区終了時点で首位の徳島市は序盤に出遅れたが、初日最長の8区で岡田竜治が首位と2秒差の区間2位でリレーし、総合5位から2位に上昇。10区の一般区間で小松亜門が区間賞を取り、初めてトップに立った。

 11区間のうち、小松島市は1区井内、5区本田叶夢、11区大西亮が区間賞を獲得。8~10区を3位でしのぎ、大西の快走で2位に再浮上した。

 鳴門市は、3区奥谷裕一が長丁場を制してそれまでの9位から2位に浮上。6区の中学生区間で吉田鐘が区間賞を取り、初めてトップに立ったものの、次第に順位を下げた。

 4位以下は板野郡、美馬市、阿南市、吉野川市、三好市、名西郡、海部郡、美馬郡、阿波市、那賀郡、勝浦郡、名東郡、三好郡の順。名東郡は3区で最下位を脱し、三好郡に8分以上の差をつけている。

 ◆特別協賛=大塚グループ(大塚製薬、大塚製薬工場、大鵬薬品工業、大塚倉庫、大塚化学、大塚食品)協賛=全労済徳島推進本部