徳島県は4日、県内の農林水産物の魅力を発信するキッチン付き新型車両の名称を「でり・ばりキッチン 阿波ふうど号」に決めたと発表した。13日に徳島市南末広町のイオンモール徳島で披露する。食をテーマとしたイベントへの参加や料理教室開催などに活用し、県内外での県産食材PRを目指す。
 
 名称の公募には、全国から987点の応募があり、徳島らしさや調理機能のある車両イメージなどから選んだ。
 
 新型車両は3トントラックで、11トントラックを改良した移動ブランドショップ「新鮮なっ!とくしま号」に比べ小ぶりなのが特徴。蒸し焼きなど加熱調理の8割に対応するスチームコンベクションオーブンや真空包装機が設置されるほか、汁物やご飯を大量調理でき、災害時の炊き出しにも活用できる。
 
 車体には、県産食材をPRするブランド「阿波ふうど」のロゴマークがあしらわれ、なると金時や阿波尾鶏などのイラストが描かれている。
 
 お披露目式では、生産量全国1位を誇る県産食材5点(カリフラワー、スダチ、生シイタケ、養殖スジアオノリ、阿波尾鶏)を使ったグラタンが先着100人に振る舞われる。
 
 県もうかるブランド推進課は「大型車では行きづらかった都会や山間地にも展開できるようになる。大いに県産食材をPRしたい」と話している。