【上】合格祈願の絵馬を奉納棚に結び付ける受験生=阿南市加茂町のお松大権現(画像の一部を加工しています)【下】合格を祈願し、猫の像の頭をなでる受験生=徳島市八万町の王子神社

 戌(いぬ)年でも猫頼み―。受験に御利益があるとされ、「猫神さん」の愛称で親しまれるお松大権現(阿南市加茂町不け)と王子神社(徳島市八万町向寺山)に、入試を控えた受験生らが合格祈願に訪れている。
 
 お松大権現では、高校や大学、就職の試験などを控えた中高生らが保護者と参拝。猫のご神体が祭られた本殿に手を合わせた後、絵馬に「志望校合格」「志望企業内定」などと願い事を書いて奉納棚に結び付けている。
 
 御利益を授かろうと境内に1万体以上ある招き猫のうち1体を借りて帰ったり、触ると効果があるとされる猫の像の頭をなでたりする人もいる。
 
 阿南市の中学3年女子生徒(15)は「高校入試に向けて猛勉強中。落ちないよう絵馬はしっかり結びました」と気を引き締めていた。
 
 王子神社でも、受験生や家族らが初詣を兼ねて連日訪れ、「合格しますように」などと願い事をしたためた絵馬を奉納したりお守りを買い求めたりしている。社殿南側には頭をさすると学業成就などの御利益があるとされる猫の像があり、受験生が手を伸ばしていた。
 
 鳴門二中の3年生女子生徒(15)は「参拝を済ませて絶対合格できそうな気がしてきた。冬休み前のテストはうまくいったので、この調子で頑張りたい」と意気込んだ。