再出発の28区を飛び出して競り合う16郡市の選手=美馬市脇町拝原

 第64回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)第2日は5日、徳島市徳島町の鷲の門前から三好市池田町の阿波池田駅前までの15区間88・8キロで行われ、2年ぶりの優勝を目指す徳島市が制し、首位の鳴門市に16秒差に肉薄した。鳴門市は10時間6分40秒で辛うじてトップを維持したが、完全優勝は阻まれた。コースには前回に続いて小学生特別区間が設けられ、全16郡市の小学生が熱い声援を受けて疾走した。
 
 徳島市は最初の18区を志摩銀河が制して勢いづいた。区間賞は25区阿部航大、30区小松亜門と合わせて三つにとどまったが、15区間のうち、11区間で3位内に入り、総合力で鳴門市との差を縮めた。
 
 鳴門市は21区松本葵、23区森岡美羽、24区三岡大樹ら5人が区間賞を獲得した。しかし、中学生区間などでの失速が響き、第2日のレースはトップの座を譲った。
 
 3位小松島市の区間賞は31区の本田叶夢のみ。中学生と女子区間が振るわなかった。板野郡は24区大殿将司ら大学・高校生が長丁場で力走し、初日の5位から4位に浮上した。逆に長距離区間で伸び悩んだ阿南市が5位に順位を一つ下げた。
 
 5分57秒差で美馬市が続き、後続を引き離した。7~10位の名西郡、海部郡、吉野川市、三好市による入賞(8位内)争いはまだ予断を許さない。11位阿波市、12位美馬郡は変わらないが、勝浦郡が那賀郡を抜いて13位にアップ。15位の名東郡は三好郡に14分以上の差をつけている。
 
 部門別の中学生総合と女子総合は阿南市がトップを守った。
 
 一方、板野町の板野西部消防署前から上板町役場前までの3キロの小学生特別区間(男女各1・5キロ)では、男子、女子の順にたすきをつないだ。男子は徳島市の大村豪がトップ。女子は板野郡の久次米七望が制した。男女総合は徳島市が1位となった。
 
 最終日の6日は午前7時半に阿波池田駅前を出発し、徳島市幸町の新聞放送会館別館前までの11区間72・5キロの北方コースで競う。閉会式は同日午後2時半から、徳島市のJRホテルクレメント徳島で行われる。