モニュメントの右側に設置された「全面通行止」の看板。無視して遊歩道を通行する見物客もいた=1日午前6時50分ごろ、阿南市椿町蒲生田(画像の一部を加工しています)

 阿南市椿町の蒲生田岬の遊歩道が全面通行止めになっている問題で、県は6日、迂回(うかい)路の整備に着手することを決めた。9日から工事を始め19日の完成を目指す。
 
 蒲生田岬の駐車場から崩落の恐れがある区間を避けるルートで、総延長約150メートル、幅約70センチの遊歩道を整備する。うち約50メートルに転落防止用の柵を設置する。完成すれば、従来からの遊歩道と合流し灯台に行くことが可能になる。総事業費は約60万円の見込み。
 
 県は全面通行止めにした昨年12月28日以降、迂回路の整備に向けて兵庫県の地権者と交渉。1月4日に地権者から許可を得て、6日に現地でルートや危険箇所を確認した。
 
 遊歩道の通行止めを巡っては、初日の出の見物客がコーンバーを超えて通行する問題が起きていた。県は「観光への影響を抑えるためにも早急に迂回路を整備すべきと判断した。従来の遊歩道はくれぐれも利用しないでほしい」としている。