若者の視点を生かしたパンフレットを作る徳島大生=徳島市の同大常三島キャンパス

 徳島大総合科学部社会創生学科の3年生9人が、徳島市の飲食店などをPRするパンフレット作りを進めている。若者の視点を生かして市の魅力を発信してもらおうと、市が同大との連携協定に基づき依頼した。5千部を市内の観光施設などに置く予定で、2月中の完成を目指す。

 パンフレットは「TOKUSHIMA CITY~地元民が胃袋を掴(つか)まれて恋した店」(A5判、16ページ)とのタイトル。「地元民が通う店」がテーマで、徳島市内の飲食店や雑貨店など16店を写真入りで紹介している。

 老舗のお好み焼き店や人気のラーメン店、菓子店などを取り上げ、それぞれ解説文を添付。外国人にも読んでもらえるよう英文でも説明している。

 同学科地域創生コースの西谷里歩さん(21)=同市上八万町中山=が昨年春ごろに市に提案し、10月に入って市側から正式に製作を依頼された。市は製作費39万円を充てる。

 9人は、同大大学院の佐原理准教授が主宰する「映像デザイン研究室」の学生を中心とするメンバー。佐原准教授の助言を受けながら、各店を取材したりレイアウトについて議論したりしている。

 西谷さんは、提案した理由について「県外から来た人に『徳島って何があるの』と言われるのが悔しかった」とし、「ネット検索でヒットしにくく、県外の友達を連れて行きたいと思う店を選んだ」と話した。

 市観光課は「今まで若者向けのパンフレットがなかった。20~30代に見てもらえる内容になるよう期待したい」としている。