給食に混入していたボルト(阿南市教委提供)

 阿南市教育委員会は10日、同市領家町の富岡小学校の給食で出されたすき焼きに、ステンレス製のボルト1個が混入していたと発表した。配膳前に発見されたため、口に入れた児童はいなかった。

 市教委によると、ボルトは直径約1センチ、長さ約2・5センチ。同日午後0時45分ごろ、すき焼きをお代わりをしようとした5年の男子児童が食缶の中をのぞき込んだところ、ボルトを発見し担任の教諭に報告した。教頭が同小内にある給食調理室を点検し、野菜裁断機の刃を固定するボルト1個がなくなっているのに気付いた。

 野菜裁断機の刃は着脱式で、刃を取り付ける際にボルトの締めが不十分だったため外れてしまい、裁断された野菜の中に混入したとみられる。

 市教委は同日付で保護者に対して書面のお詫び状を配付した。新居正秀教育長は「児童や保護者には大変なご迷惑をお掛けした。給食従事者の危機意識の向上のための研修を行うなど再発防止の指導を徹底したい」とコメントした。