スギ板の藍染に挑戦する生徒たち=小松島市の小松島西高校

 県産農産物の6次産業化に連携して取り組んでいる小松島西(小松島市)阿南工業、新野、富岡東(以上阿南)の4高校は、藍染の板を使った陳列台の開発に乗り出した。自分たちで企画したユコウジャムなどの商品を県外で展示販売する際、本県の藍文化を消費者に発信するのが狙い。初日の昨年12月19日は4校の生徒が集まり、最適な色合いになる条件を探った。

 陳列台は県産スギを使用。LEDの装飾を施し、大都市圏で商品を売り込む時に活用する。大きさやデザイン、完成時期は未定。

 19日は、小松島西高校の藍染実習棟「藍の館」に4校の1~3年生15人が集合。厚さ32ミリと13ミリのスギ板(20センチ四方)30枚を用意し、染液の使用具合やひたす時間、回数などの条件を変えて染まった板を比較した。

 実験の結果、新しい染液に3分間漬ける作業を3回続けた板が明るく鮮やかな藍色に染まった。板の厚さは染色に大きく影響しなかった。今後、漬ける回数を若干増やしてより濃い色合いを追求する考え。

 阿南工業高3年の米崎俊矢さん(18)は「だれが見ても、美しい藍色に染まっていると感じてもらえる台を作りたい」と意気込んでいた。