【上】来館者100万人を記念したセレモニー=16日、徳島城博物館【下】来館者数の推移

 徳島市の徳島城博物館で16日、来館者数が100万人に達した。1992年10月の開館から25年余りでの達成となった。近年は同館が主催する歴史や文化に関する講座が人気を集めており、来館者数は順調に伸びている。
 
 徳島城博物館によると、大規模な企画展が開かれた2004年度と08年度を除き、年間の来館者数はおおむね2、3万人台だったが、13年度以降は毎年増加。14~16年度は開館以来初めて3年連続で4万人を超えた。17年度は12月末現在で3万1676人。
 
 「古文書講座」や「美術講座」などの講座が年間100日以上開かれており、多い日には約100人の受講生が来館するなど人気を集める。根津寿夫館長は「向学心が旺盛な50~70代が興味を持ってくれているようだ」と言う。
 
 現在、同館では平安時代から江戸時代に制作された名刀を紹介する企画展「鐡華繚乱(てっかりょうらん)-ものゝふの美」(実行委、徳島市、徳島新聞社主催)が開催中。これに合わせて人気アニメの原画約280枚を集めた展示会も開かれており、来館者には若者の姿も目立つ。
 
 100万人目の来館者となったのは小松島市日開野町の会社員浅田真伍さん(25)で、遠藤彰良市長から認定書を贈呈された。「鐡華繚乱―」を見に来たといい「アニメに関する展示があったので訪れようと思った。今後も若者向けの企画を期待したい」と話した。
 
 根津館長は「企画展が好調なため、本年度の来館者数は5万人を超えるのではないか」とみている。