税関や検疫など国際線に対応する設備を備えた新ターミナル=松茂町の徳島阿波おどり空港

 徳島阿波おどり空港(松茂町)で徳島県が整備を進めていた新ターミナルが完成し、17日、報道機関向けの内覧会があった。国際線の誘致が目的で、香港からのチャーター便が就航する21日に運用を開始する。

 新ターミナルは、3階建て延べ床面積2550平方メートルで、既存ターミナルの西側に増築した。税関や動植物検疫室、出入国審査場など、国際線への対応に必要な設備を有し、3基目となる搭乗橋(ボーディングブリッジ)を備えている。入国待合室と手荷物受取所には県内の観光地を紹介する大型モニターも設置した。

 新ターミナルの搭乗待合室は既存施設とシャッターで仕切っていて、開放すれば国内線の搭乗待合室と一体化でき、国内路線の拡充にも対応している。

 事業費は18億円。21日から3月にかけて18往復する香港とのチャーター便のほか、2月には台湾便2便の就航が決まっている。目標とする国際定期便の就航のめどは立っていない。