2015年12月の神山町議選(定数10)で無投票当選した町議5人が、立候補を検討していた元町議の男性に出馬断念を働き掛け、選挙後に現金計50万円を渡したとされる疑惑を巡り、別の町議4人が5人に対する議員辞職勧告決議案の提出を検討している。早ければ、19日に開かれる町議会臨時会に動議として提案する。

 提案を検討しているのは、森本吉治、西崎哲夫、新居榮二、佐出由恵の4議員。森本町議は「町民に対して説明も謝罪もなく、理解を得られていない。議員を続けるのはいかがなものか」と話している。辞職勧告決議に法的拘束力はない。

 出馬断念を働き掛けたとされる5人は、樫本雄一議長、細井成富副議長、高橋和男、相原浩志、中西富士男の各議員。12日の町議会全員協議会に疑惑に対する主張をまとめた報告書を示し、現金を男性に渡したことを認めた上で「慰労名目だった」と選挙目的を否定した。