[上]右側が物産販売のマルシェ、中央のテーブルはカフェの立食スペース[中]2階のレストラン[下]二段ベッドが並ぶドミトリー=東京都渋谷区

 東京都渋谷区で徳島県が整備していた情報発信・交流拠点「ターンテーブル」が完成し、24日、報道機関など関係者向けの内覧会があった。宿泊施設やレストラン、物産販売機能などを併せ持つ滞在型複合施設で、徳島の食や文化に触れてもらい、観光客や移住者の増加を目指す。2月4日に開業する。

 ターンテーブルは、渋谷駅から徒歩11分の同区神泉町にある5階建ての東急電鉄のビルを活用。1階には県産品を販売するマルシェ、1、2階には県産食材を使った料理を提供するカフェとレストラン、2~5階は宿泊施設として2段ベッドなどを並べたドミトリー形式(56床)とシングルの個室(8部屋)がある。内装や外装には県産材や藍色を取り入れ、徳島らしさを演出している。

 施設整備費は約2億3千万円。県が公募で選んだ民間業者のDIY工務店(徳島市)が運営する。県は東急側に毎年、賃料5千万円を支払う。運営業者は県に毎年2千万円を納める。差し引きした3千万円を県が毎年負担することになる。

 DIY工務店のプロジェクト責任者で、神山町にサテライトオフィスを置くIT企業の副社長でもある渡辺トオルさんは「7年前から徳島に来るようになり、人や食との出会いに感動した。その感動を味わってもらえる場にしたい」と話している。