アクア・チッタフェスタで演奏するPOLU=2017年11月19日、徳島市万代中央埠頭

アクア・チッタフェスタで演奏するPOLU=2017年11月

 国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞」の大賞部門グランプリに、万代中央埠頭(ふとう)(徳島市)の活性化に取り組むNPO法人アクア・チッタが選ばれた。「万代中央ふ頭 音楽が紡ぐ港の魅力発信」をテーマに、水辺空間や倉庫群を生かし、寂れていた埠頭地区のにぎわいを再生させる取り組みが評価された。

 アクア・チッタは2005年から清掃活動やイベントの開催に取り組んできた。県の規制緩和もあり、空き倉庫を活用する事例が徐々に増加、今は倉庫19棟のうち9棟に店舗や事務所が入っている。16年秋には埠頭のイメージソングを歌うバンドPOLU(ポル)が中学生シンガー丸山純奈さんをボーカルに迎え結成され、全国放送の音楽番組に出演するなど、反響を呼んでいる。

 岡部斗夢事務局長(44)は「ボランティアでの活動の継続が受賞につながった。これからも楽しみながら活動を続けたい」と話している。

 手づくり郷土賞は自然や歴史を生かした地域づくり活動を対象に1986年に創設された。グランプリは昨年度に設けられ、大賞に選ばれた全国3団体が28日、都内で最終選考に挑み、選出された。