竹粉を使った簡易トイレを紹介する阿南工業高生=徳島市の県立21世紀館

 徳島県内の高校の特色ある活動を県教委が支援する「スーパーオンリーワンハイスクール事業」で2017年度実施校に指定された4校の活動成果発表会が3日、徳島市の県立21世紀館であった。放置竹林の竹粉を用いた簡易トイレを考案した阿南工業高が最優秀に選ばれた。

 同校は災害時のトイレ確保が課題になっている状況を踏まえ、軽量で、吸水や消臭に効果がある竹粉を便器の中に入れたトイレを紹介。3年の泰地珠吏(しゅり)さん(18)ら3人が寸劇を交えて、竹粉のメリットやこれまでの取り組みについて発表した。9人の審査員から「商品化すべきだ」との声が上がるなどし、里山再生への意欲と着想力が評価された。

 つるぎ高は激辛の調味料「みまから」を使った菓子作りの試み、那賀高は海外の高校生との森林を通じた交流、池田高三好校は地元特産の夏秋イチゴを高地以外で育てる研究についてそれぞれ発表した。城北高と小松島西高もオープン参加し、地方創生のアイデアや藍の生葉染めに関する報告を行った。