相生晩茶を使ったチャーハンを調理する生徒=那賀町大久保のあすなろカフェ

 那賀高校(那賀町)の生徒が、町特産の相生晩茶の粉末を使ったチャーハンを考案した。同町大久保の障害者作業所「あすなろ作業所」のボランティアが運営する「あすなろカフェ」で、22日から販売する。

 考案したのは、普通科2年で福祉コース専攻の勝浦直哉さん(17)。勝浦さんは、郷土料理の伝承を目的とした「フードデザイン」の授業の課題で、相生晩茶を使ったチャーハンを試作した。当初は茶葉を入れたが、口当たりをよくするために粉末に変更。香ばしい味わいのチャーハンにスダチの搾り汁を加え、さっぱりと仕上げた。

 カフェで試食会があり、勝浦さんら福祉コース専攻の11人が、塩コショウの有無や晩茶の分量の違う4種類のチャーハンを調理。カフェのスタッフは「粉末を入れすぎない方が色がきれい」「ニンジンを増やすと色が鮮やかになるかも」などと感想を述べた。

 カフェの前川佐代子会長は「いいアイデアなので、粉末の量などを調整して提供したい」と話した。

 勝浦さんは「晩茶は健康にいいので、お年寄りに食べてほしい」とアピールした。

 チャーハンの値段は未定。販売に合わせ、生徒が考案した晩茶を使ったパウンドケーキとスコーンのレシピも提供する。

 同校とカフェとの商品開発は、昨年のシフォンケーキに続き2回目。