転石をハンマーで割って恐竜化石を探す県立博物館の学芸員(左)と竜煕さん=勝浦町の勝浦川支流沿い

 徳島県立博物館と福井県立恐竜博物館は5日、2016年7月に竜脚類の草食恐竜ティタノサウルス形類の歯の化石が見つかった勝浦町の勝浦川支流沿いで、新たな恐竜化石を見つけるための発掘調査を始めた。7日まで。

 両博物館の学芸員や、16年に歯の化石を見つけた阿南市上中町中原の会社員田上(たがみ)浩久さん(50)と長男竜煕(りゅうき)さん(15)=阿南第一中学校3年=ら7人が参加。田上さん親子が化石を見つけた白亜紀前期(約1億3千万年前)の地層が露出した場所周辺で、転石の表面をルーペで見たり、ハンマーで割ったりして化石を探した。

 この日、恐竜化石は出なかったが、いずれも淡水生のカメの体の一部と、サメやエイの仲間の歯の化石が1点ずつ見つかった。両博物館で詳しく調べることになった。

 竜煕さんは「僕たちの発見が本格的な調査につながってうれしい。前回よりも大きな恐竜化石が見つかれば」と話した。