特設売り場に並べられたチョコレートを品定めする女性=徳島市のそごう徳島店

 14日のバレンタインデーが近づき、徳島県内の百貨店や量販店のチョコレート売り場が女性客らでにぎわっている。近年は大切な人に贈るだけでなく、自分用に購入する人が増えており、比較的価格の高い商品の売れ行きが好調。各店は、高級ブランドの品ぞろえを増やしたり、見た目のかわいい「インスタ映え」する商品や、特別感のある独自商品を用意したりしてアピールしている。

 そごう徳島店(徳島市)は、6階特設売り場に国内外約80ブランドのチョコレートや焼き菓子をそろえる。今年は2千~4千円の比較的高価な商品が売れ筋。片岡由紀子菓子係係長は「義理用の購入は減っていて、やや高価なものを自分用か本命用に少量買う人が多い」と説明する。

 徳島初登場のベルギー有名ブランドの商品は早くも完売した。ナッツや乾燥フルーツを乗せた色鮮やかな板チョコも人気だという。熱心に品定めをしていた徳島文理大2年の箱木晶さん(20)は「テストが終わったので自分用に買いに来た。どれも見た目がかわいい」と話していた。

 ゆめタウン徳島(藍住町)の1階特設会場にも33ブランドの商品が並ぶ。「仕事などで多忙な女性が増えているため、手作り用の材料よりも既製品の売れ行きがいい」と小田原剛食品店長。本命用は千~2千円の商品が人気で、義理用は1個数十~数百円のチョコを組み合わせて渡す人が多いという。

 昌栄(徳島市)が展開する洋菓子店「イルローザ」は、地元名産品とコラボレーションした商品を用意。日本酒「鳴門鯛(だい)」を使ったトリュフチョコや、木頭ゆずのピールにチョコをかけた商品などが注目を集めている。