5周年記念コンサートに向けて練習する「ままブラス」のメンバーら=阿南市の新野高校

 阿南市や徳島市の30~50代の女性でつくるブラスバンドグループ「ままブラス anan maman(アナン ママン)」が結成から5周年を迎えた。阿南市の病院や介護施設でのコンサートや野球大会の開会式など、5年間の演奏活動は少なくとも40回以上を超える。25日には同市富岡町の市文化会館夢ホールで5周年記念コンサートを開く。

 現在、メンバーは14人。フルートやクラリネット、トロンボーン、サクソフォン、ユーフォニアム、パーカッションで構成し、レパートリーは童謡、ポップス、クラシックと幅広い。

 メンバーは会社員や保育士、小学校教諭ら。練習は毎週土曜の午後6時から3時間、同市の見能林公民館で行っている。自分の子どもを連れて来るメンバーも多く、練習の合間に童謡を演奏して子どもにダンスを楽しませたり、誕生会を開いたりするなど、子育て世代に配慮した運営をしている。

 グループは、NPO法人「夢ホール市民協議会夢つくりあなん」が、学生時代に吹奏楽部に所属していた女性を対象に公募して、2013年4月に結成した。夢つくりあなんの事業として同年9月に第1回、14年10月に第2回の演奏会を開いた後は、自主運営を続けている。

 25日のコンサートでは、地元の合唱団や吹奏楽団、高校吹奏楽部などと共演し「小さな世界」「アルセナール」といった計9曲を披露する。

 新田恭子代表(51)=同市長生町西方、高校講師=は「メンバー一人一人が仕事や家事を忘れ、音楽に真剣に向き合う喜びを感じている。10年、20年と続くグループにしていきたい」と話している。