大きさ別に仕分けされる不知火=阿波市市場町尾開

 巾着にも見えるかんきつ類「不知火(しらぬい)」の出荷が、阿波市内で最盛期を迎えている。

 山中元さん(59)方=同市市場町尾開=の作業場では6人が選別機を使い、直径8~10センチの実を7種類の大きさに仕分けしている。山中さんは「今年も糖度15度ほどで出荷できます」と、出来栄えに満足な様子だった。

 約1カ月貯蔵し、酸味を抜いて市内のJA夢市場などに出荷。1キロ600~800円程度で販売される。不知火は一般には、JA熊本果実連が商標権を持つ「デコポン」のブランド名で知られる。

 14日午前の県内は上空に流れ込んだ寒気の影響で、厳しく冷え込んだ。徳島地方気象台によると那賀町木頭出原で氷点下6・3度、海陽町同3・2度、徳島市同1・8度となるなど、観測8地点のうち7地点で「冬日」になった。

 日中は高気圧に覆われて晴れ、気温は上昇する。美波町14度、徳島市12度、三好市池田町11度まで上がる見通し。15日は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜は雨が降る見込み。冷え込みは緩みそうだ。