小松島市中田町中筋の自宅で長女の平岡紀子さん(39)を殺害したとして、小松島署に殺人の疑いで逮捕された母の無職千惠子容疑者(67)が「娘の首をひも状の物で絞めた」という趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日午前、千惠子容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、紀子さんの遺体が見つかった自宅2階の寝室には、タオルなど首を絞められるような形状の物が複数あった。県警はこれらを押収し、付着したDNA型の鑑定をするなどして凶器の特定を進めている。

 また、遺体発見時に千惠子容疑者が腹部などに負っていた複数の刺し傷について、「自分で刺した」と供述していることも新たに分かった。傷の一部は、肝臓まで達していた。県警は、千惠子容疑者が紀子さんを殺害後、強い自殺願望を持って、自宅にあった包丁で自身を刺したとみている。

 送検容疑は、1月30日ごろ、自宅で紀子さんの首を絞め、窒息死させたとしている。