晴れ着に身を包み、人形に見入る子どもたち=勝浦町生名の人形文化交流館

 30回目の節目を迎えた勝浦町の「ビッグひな祭り」が18日、同町生名の人形文化交流館で始まり、県内外から訪れた家族らが華やかな雰囲気を楽しんだ。4月8日まで。

 会場には、家庭で不要になって持ち込まれ、供養されたひな人形3万体がずらり。メインの高さ8メートル、25段のピラミッド型ひな壇がそびえ、周りは遊山箱や市松人形、つるしびなできらびやかに彩られた。

 開幕式典では、地元の子どもたちが「浦安の舞」や子どもみこしを披露。主催するNPO法人阿波勝浦井戸端塾の稲井稔理事長(78)が、長年携わった初代理事長の故殿川武男さんの家族らに感謝状を贈った。

 坂本地区でも関連イベントの「坂本おひな街道」と「おひな様の奥座敷」が開幕し、風情のある町並み1・3キロで創作飾りが楽しめる。3月18日まで。

 兵庫県洲本市の会社員北畠陽子さん(43)は「人形を供養してもらったこともあり、毎年きれいな飾り付けを見るのを楽しみにしている。これからも続けてほしい」と話した。