徳島の岩尾主将に花束を手渡す大杉さん(右)=2017年5月13日、鳴門ポカリスエットスタジアム

 21日に亡くなった俳優・大杉漣さん(66)=徳島県小松島市出身=は、熱心なサッカーファンで、故郷の徳島ヴォルティスの試合にもたびたび駆け付け、声援を送っていた。突然の訃報を受け、サッカー関係者には悲しみが広がった。

 徳島ヴォルティスの岸田一宏社長は「熱い思いで応援していただいたことに感謝している。突然のことに驚いており、残念でなりません。心からご冥福をお祈りします」とのコメントを寄せた。中河昌彦GKコーチは、自身のツイッターで「悲し過ぎます」と思いを吐露。「撮影の合間にでも、スタジアムに来て声援をして下さった熱狂的な徳島ヴォルティスのサポーターだっただけに非常に残念です」とつづった。

 昨季まで徳島ヴォルティスでプレーした選手もツイッター上で思いを表明。大﨑淳矢選手(レノファ山口)は、熱心にスタジアムに通い、声援を送った大杉さんの急逝に「ただただショックです」。渡大生選手(サンフレッチェ広島)は、最終節の東京ヴェルディ戦で、勝利を届けられなかったことを悔やみ「最後に観戦した試合が去年の最終戦であるなら今更ながらとても悔やみ申し訳なく思います」と心情を表した。

 徳島市出身の平井将生選手(ギラヴァンツ北九州)は訃報を受け、ツイッターを更新。以前、Jリーグアウォーズで話したことがあったことを明かし、同じ徳島出身で、同じサッカー好きだっただけに身近に感じていたとし「ホンマに悲しい。ご冥福をお祈りいたします」と記した。


 徳島ヴォルティスは25日に今季開幕を控えているだけに、サポーターらもツイッター上で「今年のヴォルティスを楽しみにしていたはず」「また試合で会えると思っていたのに」と悲しんだ。「漣さんのためにもJ1へ」と、漣さんの思いに応えようとのツイートもあった。