一時的に断水が解除され、浴槽に水をためる住民=22日午後6時ごろ、那賀町仁宇

 那賀町は22日夜、鷲敷地区の断水を一時解除した。午後10時以降は再び断水し、23日朝にも一時的に給水する。まとまった雨が降るまで完全復旧とはならない見通しで、断水が長期化する懸念もある。

 給水は地区内2カ所の浄水場で貯水量が確保できたための措置。22日は1025世帯に午後6時から4時間行った。23日も午前6時から2時間、断水を解除する。

 断水の影響は22日も拡大。同町和食郷の町鷲敷デイサービスセンターは、入浴や食事の提供ができないとして、利用者の受け入れを中断した。26日の受け入れ再開を目指している。

 給食が取りやめとなっている鷲敷小学校と鷲敷中学校には、26日から相生学校給食センター(同町延野)で作った給食を届けることにした。21日から休校している那賀高校は26日の再開を目指し、簡易トイレ9台などを手配した。

 町は当面、貯水量が確保でき次第給水する形を取る。町によると、全面復旧するかどうかは今後の降雨次第。徳島地方気象台の天気予報では、月内で降水確率が比較的高いのは25日と28日で、それぞれ60%。