新しく掛け替えられた橋を渡る地元住民=三好市西祖谷山村善徳

 三好市西祖谷山村善徳の国指定重要有形民俗文化財・祖谷のかずら橋の架け替え工事が終わり、23日、渡り初めが行われた。

 神事を行った神職の後に続き、同市の采本清重さん(84)と妻のシゲ女さん(80)ら3世代夫婦や、架け替え工事を行った地元グループ・かずら橋保勝会の会員らが新しいかずらの感触を確かめながら慎重に渡った。

 清重さんは「立派な橋になっていて安心した。地域にとって大事な橋を後世にも残していければ」と話した。

 かずら橋は長さ約45メートル、幅約2メートル。かずらが風雨によって傷むため、3年ごとに架け替えられている。保勝会の会員がシラクチカズラ約6トンを使って1月9日から作業していた。